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かけあし!ELP入門


3.臨床検査の中での役割は、どんなことでしょおかあ? 担当者

 担当者 血液やその他の体液の中には、蛋白質脂質などさまざまな成分が含まれています。そして、蛋白質や脂質にはたくさんの種類があります。「蛋白質」「脂質」という大雑把なわけかたで、その量を測定しても大きな意味がありますが、病気によってはそのなかの特定の成分だけが増えたり減ったりすることがあります。
 そこで、電気泳動やほかの方法で、必要な成分だけを分離して、その変化を確実に捉えられるように工夫しているのです。

 ひとことではなかなか説明しにくいことですから、ここではどんな項目が電気泳動で測定されているかをご紹介しましょう。
 たとえば、こんな項目です。


電気泳動を用いた分離分析法により測定されている臨床検査項目


蛋白分画

リポ蛋白分画 (脂質の検査

酵素アイソザイム検査

ヘモグロビン分画 (異常ヘモグロビンなど)

 生徒 分画ってなんですか

 担当者 ここでいう分画は、「ある成分を電気泳動などの分離方法を用いていくつかのグループに分離し、それぞれの増減を見る検査」のことをいいます。
 たとえば、電気泳動による蛋白分画では「アルブミン(略号:Alb)」「αグロブリン(α)」「αグロブリン(α)」「βグロブリン(β)」「γグロブリン(γ)」の5つのグループに分離します。
 また、「アルブミン分画」のように、分離したグループのことを示すのに使われることもあります。

 なお、分画はあくまでもグループ分けなので、そこにはいろいろな成分が入っています(もちろん、たったひとつの成分であることもあります)。その点を覚えておいてください。


 −もっとくわしく教えてください−

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