![]() | 患者BJPには構造異常が確認されること、その構造異常が観察されるN−末端側15の精製ペプチドは、明らかにLDHアイソザイムと親和性を認めること、N−末端部のアミノ酸残基のチロシンは露出状態の親水性アミノ酸残基及び芳香族アミノ酸の一種であり、LDH分子のNAD+結合領域に存在するアミノ酸残基と結合し易いことなどから、このLDH−BJP複合体はBJPの構造異常に起因し、スライドに示した様な非共有結合が考えられます。すなわち、構造異常のためNAD+のconformationと類似した患者BJPは、LDH分子のNAD+結合領域に誤認され、その領域に入り込み、N−末端部のチェロシン残基の水酸基は、白の枠で示した、アデノシン部分に存在する遊離状態のアスパラギン酸残基のカルボニル基、もしくはチロシン残基の水酸基と強い水素結合を形成する可能性が高い訳です。 |