LDHアイソザイム(20)

 そこでM−蛋白に対する抗idiotype抗体を作製し、患者IgG のLDH結合能がブロックされるか否か実験を行ってみました。スライド左上段は作成した抗idiotype抗体の特異性を、オクタロニー法により確認したものです。吸収した抗idiotype抗血清では患者血清と患者IgG にのみ反応し、他のM−蛋白血清1、2、3、4とは全く反応しない事が分かると思います。
 さらにこの抗idiotype抗体が患者IgG のLDH結合能を特異的に阻止するかどうか、患者IgG と抗idiotype抗体とを混合し、immune complex形成後、正常血清を添加したところ、スライドの如く患者原血清と同様な異常パターンであり、抗idiotype抗体によりLDH結合能は全く阻止されない事が判りました。



      シンポジウムに戻る