CKアイソザイムとマクロCK(7)

 BBとそれからMB、MMがこの位置ですが、MBの両極側にBB−IgA MBとMMの間にBB−IgG、 MB−IgA、MM−IgA、それからMM位にBB−IgG、MB−IgG ということで、前の方にIgA の複合体が見られる事が多く、後ろの方にIgG の複合体が見られる事が多いです。こういう風にMB、MM位に殆ど重なるような場合は見つけられ難いという事になります。極端にMBが多いとかいう場合には電気泳動で複合体があるいは見つかるかも知れません。それから私どもの病院では、セルロゲルで今やっているんですが、セルロゲルですと殆どMM位に重なってしまいまして見つかり難いです。ですから支持体によっても見つけやすい支持体と見つけ難い支持体があります。気を付けないと先生方に間違った情報を提供してしまうと云う様なことになります。

 それから気を付けないといけませんのが特に臓器の破壊の激しい時にはCKではなくてAKの非特異反応が出て参ります。AKは溶血が激しい時も出て参りますけれどBBの陽極側、MBとBBの間、それからMBとMMの間という様な場合も有りますので気をつけて頂きたいと思います。赤血球由来に多いですから、溶血している時には気を付けて基質を除去すれば判ります。染色の時の試薬は2試薬系の試薬を使ってやればすぐ出来ますのでやってみて頂きたいと思います。


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