![]() 拡大図 | 次に、CDCのHDLコレステロールの基準分析法である超遠心法は、検体(CDCとCRMLNでは、超遠心時の検体量として5mLを使用する)に比重1.006の塩化ナトリウム溶液を重層し、遠心力105,000 x G、遠心温度18度C、遠心時間18時間30分の条件下で超遠心して、上清(Supernatant)に浮上したカイロマイクロンやVLDL等のリポ蛋白をチューブスライサーで切断除去し、HDLとLDLが含まれる下層(Bottom Fraction、BF)を得ます。その後、生理的食塩水で5mLに戻してから、ヘパリン・マンガン法でLDLを沈殿させて遠心除去し、上清中のHDLコレステロールをAbell-Kendall法で定量する分析法です。 |