| そこで気がついたのはメーカから提供されている免疫電気泳動の装置では綺麗なパターンがなかなか写真に記録できないということで、免疫電気泳動法の記録する方法を工夫致しました。この場合日大の駿河台におりました田部井さんという技師が非常にきめ細かな仕事をしまして、自治医大にいます山岸安子技師と一緒に美しい焼き付けの技術が開発された訳であります。濡れたままの染色ゲル、電気泳動パターンをそのまま拡大装置につけて記録するやり方で、手間はかかりますけれど、この技術によって世界に冠たる美しい写真、免疫電気泳動パターンができるようになって世界的にいろいろな研究成果が、説得力を持つ様になった訳であります。 |