![]() | 血漿蛋白分画の流れをここで見てみますと、最初に私が米国で、24才頃でありますが、そこで始めて検査室で濾紙電気泳動の教育を受けまして、特にその当時助教授をしておりましたストランフィヨード先生が熱心に私に教授してくれたのがきっかけであります。日本に昭和37年暮れに帰ってきましたから、38年から4年間国鉄中央鉄道病院(現在のJR東京総合病院)、それから8年間日本大学駿河台病院、そして49年から20年ちょっと、自治医科大学付属病院に勤務しております中での蛋白質研究の流れを、まず最初に蛋白電気泳動法を中心にみて来ましたので全体の病態がどう結びつくかということに興味を持ちました。 |