第7回 報告「血清蛋白分画におけるReference Interval(基準範囲)の設定」(23)

23.質疑応答(3)

 はい、何か?
 どうぞ、先生。
榊原 埼玉循環器の榊原と申します。
 私はやはりg/dLで出したほうがよいと思います。実際に%で表現しますと、Albが71.0というような法外な数字が出てしまい、どう判断して良いか迷ってしまいます。
松尾 それは、あのAlbだけに限らず、全体ということですね。
榊原 我々は特にAlbがインパクトがあったものですがら、そういう経験でお話します。
 だから、先生できるだけ、g/dLで表現していただきたく思います。どうもありがとうございました。
 どなたか他にこの問題についてご意見ありますか?
 どうぞ先生。
西村 関西医大香里病院の西村です。
 僕も2つ質問があります。1つは、今言われたようなことなんです。特に蛋白量の少ない血清ですよね。5%で動いたというよりも、先ほど言われたように、絶対濃度で表す方がはっきり分かると思うんです。
 もう1つの、年齢で40才、60才とここで表されているんですが、これは何か特別な理由があるんでしょうか?
松尾 無いです。
西村 ということは、例えば、これが20〜30とか、表し方としてはそういう感じで分けても構わないということですね。
松尾 はい。それは、相関図みたいなものをとってもいいんですけど。
西村 どうもありがとうございます。



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