第6回 教育講演「Reference Interval(基準範囲)とその実際」(18)

11.質疑応答(2)

櫻林 もう一つですね。NCCLSの1992年のをよむとn数が。
松尾 120ですね。
櫻林 例えば細分してこれを全部やると千いくつになるでしょう。年齢、男女、それから酒でしょう、煙草でしょう、という風に分けると物凄い数に・・。
松尾 到底無理ですね。
櫻林 一施設で・・。
松尾 絶対無理です・・。
櫻林 従って先生が先程おっしゃった様に各施設のデータを持ち寄って、そしていろんな条件で、遣らざるを得ない訳でしょう。
松尾 そうです。NCCLSでもそのことに触れています。
櫻林 それとサーベイをやった時に会社だけじゃなくて、先生が担当してデータを集め、このフォーラムで基準範囲を設定するということですね。
松尾 どうしてですか。
櫻林 そういうことをやってみたらどうかと。
松尾 ああそうです、そうです。お願いします。・・(笑)・・皆さんも・・
櫻林 お願いしますって他人に云う言葉じゃないです。
松尾 あァ・・そうです。判りました。えーとそういうことを是非やりたいと思っていますので、また協力を皆さんに頂きたいと思っています。一つお願いします。
櫻林 それでですね。実際にこういう風に動くとか。
松尾 常光の協力をいただいて・・・。今から作戦を練りますけど、一定の書式でデータを書いていただいて・・・。データの処理はうちの方でやってもよいので、御協力をお願い      します。
櫻林 ここへ参加されてる方で、またサーベイへ参加してる方で対象をピックアップして頂き先生が中心になってデータ解析する。そして来年のこのフォーラムで確定されると。
松尾 そうですね。
櫻林 それでいいですか?(笑)
松尾 はい。



      もくじに戻る