第6回 教育講演「Reference Interval(基準範囲)とその実際」(16)

10.最後に

 最後に“基準範囲の提唱は我々を試している!”ということであります。正常値も設定方法と使い方を定義すれば本質的には同じである訳ですが、言葉や設定方法を決め、ここいらで心機一転してやらなければいけないということであります。
 臨床医から、「なんだ『正常値』も決めれないのか」、「施設間でバラバラではないか」という批判もある訳であります。この様なことを云われない様にするチャンスとして自分は取り組みたいという風に思っております。
 以上です。



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