![]() | 何で基準範囲のことを話すことになったかというきっかけをお話します。実は昨年の常光サーベイの時に正常値をどうしているかということ調べられたら、約3割の施設は自分たちのところで正常値を決めているということでした。その資料を拝借致しまして自施設で正常値をとっているという施設の正常値の分布を見てみました。いずれもSP膜で、CTE150とCTE50002つに分けました。結果は、まあ、とにかくバラバラであるというのが良く判り、施設によりましては、α1、α2とかγなんかは0.5%刻みに切りのいい数字を選んでいるところもあります。いくら自施設でやっておられるにしても、余りにもちょっと、という気がしました。どんなにして決められたかは判らないんですけれども、問題であると思います。これが今回基準範囲のことをお話するきっかけになったことであります。 |