第3回 特別講演「血清蛋白分画の自動病態解析」
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3-4 急性炎症
今日は典型的なものだけをお見せしますが、例えばこのパターンですと先程のα
1
、α
2
分画の増加ということで捉えておりまして、その他の分画には大きな変化がない。アルブミンが多少減っているかも知れませんが、これは急性の炎症性パターンを疑う事によって、この判定結果が出てまいります。これも病態のはっきりした血清を患者から頂きましてやっております。ここで出てきたデータは一応合致したものをお見せしております。
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