| これは我々が考えたものでありまして、例えば蛋白欠乏型は今のところ総蛋白量がある一定のレベル以下になること、相対的な分画値では、余り著変がない場合を蛋白欠乏型の疑いという風に出そうとやっていますが、これはまだ問題がございます。それから慢性炎症とか急性炎症のタイプはある一定レベル以上にα1又はα2分画があるとか、γ分画がある一定レベル以下にある場合に急性炎症と呼ぼうとか、慢性炎症はそれ以上であるという事です。それから肝障害は非常に難しいわけでありまして、恐らく河合先生は蛋白分画でそう簡単には判らないとおっしやっておられるし、我々も実際そう思います。しかし比較的典型的なものをここで捉えようということであります。 |