第3回 特別講演「血清蛋白分画の自動病態解析」(11)


1-11 レポート(急性炎症性変化)

 この例ではαアンチトリプシンが非常に高く、ハプトグロビンが上昇していてトランスフェリンが低い、アルブミンも正常範囲でありますけれど、中央値からはずれていて若干低いという事がありましてその他の蛋白は正常です。これは急性の炎症性変化であり、急性炎症性変化ではこのような病態が出てきます、こういう事が考えられますというように打ち出します。



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