第3回 特別講演「血清蛋白分画の自動病態解析」(9)


1-9 ネフローゼ症候群における蛋白濃度

 これはネフローゼ症候群ですが、非常に特徴的なパターンを呈することが判ります。それから妊娠の中期以降(4〜5ケ月以降)の妊婦を集めてやってみますと、従来から言われているようにトランスフェリンが高くなり、ただびっくりしたのは、αアンチトリプシンが意外に高くなっている事が判ります。勿論アポBも上がっていましてこのようなパターンが得られます。



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