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− 臨床意義編 −
電気的性質を持っている物質ならどんなものでも
原理的には
分離できま〜す
電気泳動とは
液体の
媒質
中の粒子が、
電場
のもとで動く現象
4)
ものすごく簡単にいうと、「電気をかけると、水の中の粒子が、自分とは反対の性質を持つ電極のほうに、泳いでいく」ということです(
gifアニメ
)。
粒子の移動の方向や速度は、粒子の表面が電気的にどういう状態かで決まり、つぎのような要因に影響されます。
もともとの粒子の持っている性質
形
大きさ
電気的性質など
粒子を浮遊させる溶液(
電解質溶液
または
緩衝液
)の性質
含まれている物質の種類・濃度
溶液のpH
泳動条件(電気のかけ具合)
粒子の性質は簡単には変えられませんが、粒子を浮遊させる溶液の性質や泳動条件はいろいろに変えられます。したがって、粒子の性質に合わせてほかの条件を変えることにより、いろいろな種類の粒子をいろいろな程度に分けることができます。
ようするに、目的の成分の性質がわかっているなら、その成分だけを分離するような条件を探してやれば、目的成分だけを単離することも可能なのです。
しかし、逆に考えれば、条件次第では粒子の分離の具合が変わってくるということでもあります。極端に乾燥した場所で測定して緩衝液の濃度やpHが変わってしまったり、電源の故障で流れる電流電圧が違ってしまったりすると、思ったように分離しないことがあります。たくさん変化しても泳動に影響しないこともありますが、ほんのちょっとの変化でも大きく影響することがあります。
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