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かけあし!ELP入門


5.自動化って、なんでしょおかあ? 担当者

検査の一部または全体を、自動的に測定できるようにすること

 担当者 なんだかあたりまえの説明になってしまいましたね。

 臨床検査を自動化するにあたって、とくに考えなければならないことがらについて説明します。

【正確】
臨床検査は、正確さが必要です。液体を試験管にいつも同じ量だけ入れたり、いつも同じ時間経ってから測定したり、というような精密さは、機械の得意分野です。

【迅速】
分析機器やロボットなどを使って自動化することで、迅速な検査を行えます。

【微量化】
検査する項目が増えると、必要な血液の量も多くなってしまいます。昔は、少し難しい病気だと大きな注射器で何回も採血しなければなりませんでしたが、現在では機械がごく微かな量の血液を正確に量りとれるようになり、より少ない採血量で検査ができるようになりました。

【省力化】
自動化によって生じた時間的余裕は、検査の品質管理やコンサルテーションに当てられ、よりよい検査結果となって患者さんの役に立ちます。

【精度管理】
検査が正確に行われているかチェックすることを、精度管理といいます。
たくさんの測定データの演算処理は、コンピュータの得意とするところですね。最近は、分析機器からコンピュータにデータを自動的に取り込んだり、分析機器の内部に精度管理機能を持つものが増えたりしています。

【標準化】
精度管理をがんばって「正確な測定値」を出しても、実際に患者検体を測定したら、ほかの機械、ほかの施設と違う値であったということがあります。多くは測定原理や方法、基準の決めかたの違いによるものですが、ある施設では異常と言われた人が別の施設では異常なしと判定されるなど、問題が生ずることがあります。これを解消するために、臨床検査の標準化が進んでいます。

 生徒 実際にはどんなふうに自動化されているのですか

 担当者 それは、測定手順について勉強してからのほうがいいと思います。ここでは、病態解析システムを使用しているときの、全自動電気泳動装置のシステムフローを見るだけにしましょう。


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