第11回 特別講演「脂質の国際標準化(測定精度の現状と標準化の効果)」(37)


【おわりに】

 私共は、標準化は高脂血症診療ガイドラインの適切な運用に貢献するのみならず、施設間差の是正が図られる結果、測定成績の施設間共有化に寄与すると考えております。その結果、患者の身体的・時間的・経済的負担の軽減に役立つことになり、標準化の構築とその維持に初期投資をしたとしても、それに見合うだけの十分な効果が期待出来ると思われます。以上で私の報告を終わらせて頂きます。
 ご静聴ありがとうございました。



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