第10回 リレー講演より「日常遭遇する特異検体の解析」(5)


抗凝固剤別の白血球数の経時変化

 次に、EDTA採血の他に、クエン酸ナトリウムおよびヘパリンを用いて採血し、白血球数の経時変化を自動血球計数装置で観察してみました。その結果をスライドに示します。ヘパリン採血ではほとんど経時変化を認めませんでしたが、EDTA採血では、採血5分後から増加し、30分後には5万に達し、以後はほぼプラトーとなりました。
 同じキレート試薬であるクエン酸ナトリウムでは、採血90分以降に白血球増多現象が観察され、その反応速度は若干異なることが確認されました。



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