第10回 リレー講演より「日常遭遇する特異検体の解析」(3)


血清蛋白分画および免疫電気泳動像

TP(6.7-8.3)8.2g/dL
 
A/G(1.39-2.36)1.57 
Alb(58.3-70.8)61.2%
α(51.9-3.0)174%
α(5.6-10.2)174%
β(7.7-11.2)174%
γ(11.5-20.2)174%
 また、Separax-SP膜を用いたセルロースアセテート膜電気泳動では、mid-γ位にM-蛋白帯が観察されました。
 寒天ゲルフィルムを用い免疫電気泳動を行いましたところ、スライド右の矢印で示した如く、M-蛋白はIgG-κ型と同定されました。



      講演録に戻る