第10回 リレー講演より「日常遭遇する特異検体の解析」(10)


症例;67歳・男性

LABORATORY FINDINGS



RBC(350-510)397×104/mm3
HGB(10.9-16.2)12.3g/dL
PLT(12.0-30.0)50.0×104/mm3
WBC(3500-7900)7,000/mm3
 
T.Bil(0.3-1.1)0.6mg/dL
AST(10-35)71IU/L
ALT(6-30)66IU/L
BUN(8-22)15.0mg/dL
CRN(0.5-1.1)1.4mg/dL
 
T-CHO(135-233)69mg/dL
TP(6.7-8.2)12.2g/dL
 
Alb(3.8-5.0)3.2mg/dL
A/G(1.2-2.2)1.57 
IgA(150-270)4,310mg/dL
IgG(950-1550)705mg/dL
IgM(75-175)86mg/dL
 次の症例は67才、男性です。3年ほど前から糖尿病と診断され、その際、血中からM蛋白が検出されるも関連検査所見などから良性M蛋白血症(MGUS)として経過観察を行っていましたが、平成10年3月、脳内出血のため緊急入院となりました。その際の主な検査成績をスライドに示します。セ・ア膜電気泳動による血清蛋白分画ではmidからslow-γ位に強いM蛋白帯が観察され、免疫グロブリンの定量ではIgA 4,310mg/dLと著増し、IgGは減少しておりました。



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