| この10年を振り返ってみますと4つの柱からなっております。EQA(External Quality Assessment)、外部精度管理調査は先ほど、高橋さんの方から的確にまとめていただいてそれなりの、施設間差の改善が得られております。 技術をしっかり改善した上で、もう一つ日常検査業務の中から的確に新しい情報を見つけだす目を養って貰おうということから症例の提示というのがもう一つの柱になっております。これを通じて皆さんが毎日、何十件、何百件とやっている患者さんの検査結果から何か新しいもの、また明日への医療の進歩に役立つ情報を読み取っていただくということであります。 それからシンポジウムというのは、その時その時、技術的な問題があった場合に、是非それを皆さんで討議しようということであります。 もう一つの柱は教育的な内容であります。その時その時の電気泳動に関しての基礎知識あるいは今後、新しく発展するであろう技術を含めてお話をして頂いたということであります。 |