第10回 記念講演「DRG/PPSとELP診断技術」(2)


ELP診断技術フォーラム・10年の軌跡


ELP診断技術フォーラム・10年の軌跡
年度特別・教育・技術講演シンポジウムEQA症例
89血清蛋白分画の意義新セパラックス 
90免疫グ異常症セパラックスSP 
91自動病態解析 
92PAGE 
93ブロッティングアイソザイム
アノマリー
94基準範囲
遺伝子技術
 
95蛋白分画の基準範囲
セパラックスSP
自動解析の経験
96血清蛋白分画像から何が分かるかセ・ア膜分画の問題点と解決法
97遺伝子診断のイロハ自動・標準操作法に向けて

 
 この10年を振り返ってみますと4つの柱からなっております。EQA(External Quality Assessment)、外部精度管理調査は先ほど、高橋さんの方から的確にまとめていただいてそれなりの、施設間差の改善が得られております。 技術をしっかり改善した上で、もう一つ日常検査業務の中から的確に新しい情報を見つけだす目を養って貰おうということから症例の提示というのがもう一つの柱になっております。これを通じて皆さんが毎日、何十件、何百件とやっている患者さんの検査結果から何か新しいもの、また明日への医療の進歩に役立つ情報を読み取っていただくということであります。
 それからシンポジウムというのは、その時その時、技術的な問題があった場合に、是非それを皆さんで討議しようということであります。
 もう一つの柱は教育的な内容であります。その時その時の電気泳動に関しての基礎知識あるいは今後、新しく発展するであろう技術を含めてお話をして頂いたということであります。

 10年を振り返りますとそれなりに初期の目的を達成していると考えておりますし、これも世話人の方々の努力と皆さん方の活発な参加によってここまでこぎつけたというふうに考えております。



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