第10回 記念講演「DRG/PPSとELP診断技術」(14)


わが国での検査費支払方式の変遷(3)


日本版DRGの施行を目指している

1997年12月に試行調査見当委員会
3万7697例の基礎患者情報
包括しない診療報酬額を除く
一般病床入院患者の80%を対象?
 まず急性期疾患を対象(240)
全部包括(ドイツ式)か?
医師費用などを除く(米国式)

 
 現在日本版 DRGを視野にいれて1997年の12月にDRG試行調査検討委員会というのが発足致しまして、この2年間で調査しますよ、いくつかの国立病院、その他の病院を含めて徹底的にこれを調べてみて、具体性があるならば2年後から本当に導入を検討しようということであります。
 ドイツ式は医師の費用とそれ以外の病院あるいは運営のための費用とは別にしないで一括して払っています。しかしアメリカは先ほど言ったようにPart-Aという病院側の収入とPart-Bという医師の診療技術に対する報酬とは分離されています。



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