第10回 記念講演「DRG/PPSとELP診断技術」(11)


21世紀に向けた「医療保険制度抜本改革」の方向
第3次医療法改正に関する診療報酬体系のあり方


21世紀に向けた
「医療保険制度抜本改革」の方向

  1. 診療報酬体系の見直し
    • 技術・もの及び施設管理費用を区分した評価体系
    • 医療機関の機能に応じた評価体系
       入院と外来
       大病院と中小病院と診療所
    • 疾患の特性に着目した評価体系
       急性疾患と慢性疾患

  2. 薬価基準制度の見直し
     日本式参照価格制度

  3. 医療提供体制の見直し
    • 医療機関の機能分担の明確化
    • 長期入院の是正と過剰病床の削減
    • 医師、歯科医師の数の抑制と資質の向上
    • 医療における情報提供の充実
  4. 医療保険制度の見直し

  5. 高齢者医療保険制度

第3次医療法改正に関する
診療報酬体系のあり方(1997年〜)

  1. 地域医療支援病院に関する診療報酬の新設等
    • 急性医療重視の評価
    • 紹介型、紹介外来制
    • 開放型病院の機能
    • 地域の医療機関に対する教育研修機能

  2. 病院に於ける「長い待ち時間、短い診療」の是正
  3. 高額医療機器の共同利用の促進
  4. 高額医療機器による検査の適正化
  5. 急性医療に対する重点評価
  6. 過大な看護料評価の見直し
  7. 急性期入院の是正
  8. 一般病床の療養型病床への転換の促進
  9. 在宅腎透析の評価
  10. 遠隔医療に対する診療報酬上の評価
  11. 在宅末期医療に対する診療報酬上の評価の充実
  12. 緩和ケア医療の推進
  13. 保険医登録の更新制の導入
  14. その他



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