第9回 技術講座「遺伝子診断のいろは」(8)


I.DNAの抽出(2)
 
 フェノール抽出を行っている姿です。ゆっくりと試験管を回転し混合させます。混合が充分になったら遠心して水槽を回収し、またフェノール抽出を行います。中間層がなくなるまで繰り返します。ここで注意したいことは、フェノールは新しいものを使用することです。古くなると酸化して使いものになりません。脱気したものを使い長期保存はしません。



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