![]() | 次に、きれいになった水槽を透析してフェノールを除きます。透析は何度もbufferの交換を行います。 透析が十分であれば、そのまま実験に使用できます。紫外線の吸光度を測定し、OD260=1を50μg/mL とします。OD260/OD280が1.6〜1.8くらいであればきれいなDNAといえますがそれ以下ですとフェノールや蛋白が残っていることになります。この場合もう一度透析をします。 場合によっては濃度を上げる為にアルコール沈澱をします。NaClなどの塩を0.1〜0.5M加え2倍量のエタノールを加え−20℃一晩放置後、10,000rpmで20min遠心します。−80℃ 20minなども可能ですが、−200℃で長時間行うのが一番確実です。 |