第7回 報告「血清蛋白分画におけるReference Interval(基準範囲)の設定」
(1)
Refefence lnterval基準範囲は、正常値に相当する言葉です。正常という言葉は混乱を沼くため、基準範囲という言葉を使おうということで、河合先生、菅野先生らが中心になって提唱されているわけです。
1.血清蛋白分画のReference Interval(基準範囲)の設定
目的
健常者と考えられる方々のデータを集めて基準範囲を決め、その共同利用をはかる。
基準範囲というのは、わかりにくい言葉ですが、簡単な注釈を付ければ、正常人の基準範囲、健常人の基準範囲ということになります。
今回の目的ですが、健常人と考えられる人たちのデータを集めて基準範囲を求め、その共同利用を計るということ、即ちいろいろな施設で使えるというようにしたいということです。
前
次
もくじに戻る