高総コレステロール血症の診断基準(菅野)
| 菅野先生のを拝借して、「基準範囲とそれからカットオフ値は別のものとして扱った方がいいよ」という例を示します。 基準範囲は130〜250、ところが診断あるいは治療を意識した言葉でしたら、理想的上限値とか、要監視域、治療域と云った言葉で表現した方がいいだろうということを云っておられる訳です。私達も報告書に正常値をつけてきている訳ですが、実際には病気かどうかというのはいろんな判断に基づきます。正常値を求める事が一番易しいからそれを付けてるだけでありまして、臨床的な事を考えればこういう風な概念で報告書をつくりデシージョンメイキングに役立てるのが理想だと思います。 |