第3回 特別講演「血清蛋白分画の自動病態解析」(18)


2-5 ピーク比によるM蛋白の検出

 この事をもう少し分かり易く説明しますと、先ず最初の"ピーク比"は、このPAと書いてあるのがアルブミンで、PGがグロブリンです。このアルブミンのピークと例えばここにM蛋白がありますとこのようなピークになります。これを比較してある一定のレベル以上になったものをM蛋白として検出します。実際に高値を示した場合、ここにポイントが出てきてコメントにM蛋白の出現と出てくる訳です。



      もくじに戻る