ELP診断技術フォーラムの記録

第3回 特別講演

血清蛋白分画の自動病態解析


自治医科大学大宮医療センター総合医学第一講座教授 櫻林郁之介

司会 東京医科歯科大学医学部講師 芝紀代子


 それではこれから櫻林先生にご講演をお願い致します。櫻林先生は今更私がご紹介するまでもありませんが、慣例に従いましてご紹介致します。
 櫻林先生はカニ座だそうですが、昭和43年の3月に日本大学の医学部を卒業なさいまして、43年8月に、その頃河合先生が新進気鋭の先生として日大にいらっしゃいましたが、それに憧れまして臨床病理学教室に人局したいという志を河合先生にお話しましたところ、「ああ、そう」の一言だったそうです。そして助手にお成りになりまして、49年4月に河合先生が教授としてお移りになると同時に、自治医科大学臨床病理学教室の講師にお成りになりました。それから52年2月に同大学の助教授にお成りになりまして56〜57年にわたりScripps Clinic&Research Foundationの客員教授として、国際的なセンスを磨いておられます。そして63年に自治医科大学の臨床病理学教室の教授にお成りになりまして、平成元年12月に自治医科大学の大宮医療センター総合医学第一講座の教授そして検査部長を兼務して今日に到っております。
 所属学会は、日本臨床病理学会の理事、電気泳動学会の常務理事を始め、いくつかの学会の評議員をされています。主な研究テーマは、臨床病理学全般と書いてございます。その中でも特に血漿蛋白、リポ蛋白の代謝とか免疫グロブリンの機能、炎症マーカ、腫瘍マーカ等についてのご研究です。
 練馬区に住んでおられ、美しい妻と可愛い娘二人の家族構成でございます。それではよろしくお願い致します。



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