第2回 特別講演「免疫グロブリン異常症」
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18.M蛋白血症における血清IgG値、IgA値
このように悪性のM蛋白血症は、非常に粘ちょう度が高い傾向があります。蛋白量との関係をみますと、大体普通のM蛋白というのはこういうふうに、この範囲に入るのですが、この幅にそれよりもズバ抜けて高くなる、こういう症例です。こういうのは、非常に粘ちょう度が高くなって波形帯を示し易くなる。
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