| そのMピーク或はMバンドを固定する時に様々なものが同じような狭いバンドとして観察されます。 例えば長期血清を保存した後、流しますと変性した蛋白質が支持体の表面にどうっとへばりつきまして、その部分があたかもピークのように見える、特にdensitometefにかけた場合に区別がつかなくなることがあります。 それから生体外の溶血が起きるとヘモグロビンバンドがβのところに非常に狭く泳動されるので、これも時に見誤まることがあります。見誤るというか、色を見ればへモグロビンがべったりついていますから、赤い色をしてますから、染色前にはっきり判ります。 |