| 血液 | 液体成分(血漿) | 蛋白 | Alb | プレアルブミン |
| アルブミン |
| グロブリン | α1 | α1アンチトリプシン |
| α1酸性糖蛋白 |
| チロシン結合グロブリン |
| α1リポ蛋白(HDL) |
| α1ミクログロブリン |
| α1アンチキモトリプシン |
| α1フェトプロテイン |
| α2 | α2マクログロブリン |
| セルロプラスミン |
| ハプトグロビン |
| レチノール結合蛋白 |
| β | トランスフェリン |
| ヘモペキシン |
| βリポ蛋白(LDL,VLDL) |
| β1Cグロブリン |
| β1Eグロブリン |
| フィブリノゲン |
| β2ミクログロブリン |
| γ | IgG | IgG1 |
| IgG2 |
| IgG3 |
| IgG4 |
| IgA | IgA1 |
| IgA2 |
| IgM |
| IgD |
| IgE |
| CRP |
| 脂質 | (省略) |
| 糖 | (省略) |
| 電解質 | (省略) |
| 酵素 | (省略) |
| その他 | (省略) |
| 固形成分(血球) | 赤血球 |
| 白血球 | (省略) |
| 血小板 |
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- 血液は、液体成分(血漿)と固形成分(血球)に分けられます。
固形成分(血球)のほうが液体成分より重いから、ほおっておくと下に沈みます。
液体成分(血漿)は上澄み液として得られます。
- 液体成分(血漿)には、蛋白、脂質、糖、電解質、酵素などさまざまな成分が含まれています。
これらはそれぞれ性質が違うので、測定方法も違います。基本的には、特異的に(測定したい成分のみに)反応する試薬と血をと混合し、試薬の色の変化を測定して量をはかりますが、血液はあまりにもいろいろな成分が含まれているため、測定を妨害する成分を除去したり、必要な成分だけを精製したりしてから測定したほうが確実なのです。たとえば、脂質であれば、水より有機溶媒によく溶ける性質を利用して有機溶媒で抽出することができます。糖の場合は蛋白を沈殿させ除去してから測定したほうが確実です。電解質は、イオン選択性電極という特定のイオンだけを検出する装置を使えば・・・という具合です。
- 蛋白は、大きく分けて、アルブミンとグロブリンに分けられます。
アルブミンとグロブリンの、アルコールに対する溶解度の違いを利用してどちらかを沈殿させて分離したり、アルブミンのみに反応して発色する試薬の色の変化によって量をはかり残りをグロブリンの量としたりする方法があります。
- グロブリンは、さらにα1、α2、β、γに分けられます。
これは電気泳動的な分類です。いわゆる蛋白分画は、電気泳動的にAlb、α1、α2、β、γの5分画に分離することです。
- グロブリンの各分画は、表にあるようにさまざまな成分から成り立っています。たとえば、γ分画はIgG、IgA、IgM、IgD、IgE、CRPなどから成っています。
このうちIgGなど免疫グロブリンは、免疫学的な方法で量を測定したり、アフィ二ティークロマトグラフィーで分離したりすることができます。
- IgGやIgAは、さらにいくつかのサブクラスがあり、それぞれ性質が違います。
サブクラスは、より精製された試薬を用いた免疫学的な方法で存在を確認したり、アフィ二ティークロマトグラフィーで分離したりすることができます。
- IgA2は、さらに2つのアロタイプに分けることができます。これらは分子構造の違いによって分類されます。
- このように、血液にはさまざまな成分が含まれており、分類の段階もたくさんあります。
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