第 7 回発表・抄録番号 4

セパラックス膜において、α−位の速い易動度を示したIgA、M−蛋白血症の検討 (6)

 では、なぜα位に易動度を持つかということが問題となってくるんですが、1つは、シアル酸などの糖鎖によって修飾されて、非常に易動度が速くなる場合、こういう場合はノイラミニダーゼ処理すると、易動度が陰極側に移動していきます。
 IgAを粗精製し、それを還元処理し、行ってみますと、易動度的には大きな差はない。それからノイラミニダーゼ処理しますとご若干陰極側にずれまして、シアル酸の影響を少し受けているようです。けれども著明な変化を起こすわけではない。これ(一番下)は還元処理後、更にノイラミニダーゼで処理したものなんですけれども、ご覧のようにM蛋白そのものが、速い易動度をもっているようだということがわかってきました。



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