第 7 回発表・抄録番号 1

セパラックスSP膜において、γ−分画より陰極側に出現したM−蛋白様分画の検討(その1) (15)

 それでは、実際の証明法はどうするかということですが、まず寒天から陰イオン物質を除去してみます。スライドに示したような方法で除去したゲル平阪を使ってみますと、slow−γ位に明らかにMスポット及びMバンドが出現してきます。
 また、この陰イオン物質の中の硫酸塩との反応を証明したい場合には、寒天に塩化バリウムを加えて、硫酸バリウムとして沈澱させ、そのろ過液にてゲル平仮を作製し、免疫電気泳動にて観察します。
 寒天成分の陰イオン物質はアガロペクチンといいますが、アガロースと寒天の差とういうのは、そのアガロペクチンの差といっていいと思います。

 ただ、この症例では寒天の塗布点に残っている痕跡が見られません。もしかすればmid−γ位に移動しているのかもしれません。



次へ   ELPフォーラム症例検討会へ戻る