第 11 回発表・抄録番号 3

支持体により易動度が異なるslow IgG‐λ型M蛋白の物理化学的特性について (11)

セルロースアセテート膜による硫酸プロタミンの電気泳動像  非常に等電点が高い、非常に塩基性な蛋白ではないかということで、同じような等電点が高い蛋白を捜しますとプロタミンという蛋白があります。これは市販されてまして、pIが12以上ではないかということで、セパラックスSPで流しますと塗布点位置がここなんですが、陰極側に流れてきます。濃度に比例して濃く流れてきます。ところがセパラックスで電気浸透現象がある支持体ということで支持体自体が−に荷電してくる、プロタミンはプラスに荷電している。濃度の薄いものは陰極側に流れるんですが、どうも支持体にひっついたような状態で泳動される。余剰分が流れていって、濃度が高くなると、ここにバンドが出来てくる。ということは支持体にひっついていって、その余った分だけが流れていっているんではないかという実験です。



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