第12回 特別演題「血清蛋白分画の成績管理」
(2)
プログラム作成のポイント
異常分画の見落としや誤報告を防ぐために、
異常分画検体を自動的に検出すること
前回濃度パターン図を参照できること
前回異常分画検出位置を確認できること
異常分画検出患者を保存、参照できること
を作成のポイントとした。
プログラム作成のポイントを示します。プログラムをM蛋白などの異常分画を見落としたり誤って報告したりすることを防ぐために、スライドに示す4点をポイントとしました。まず検査担当者が分画の修正や、確認をする必要がある異常分画検体を自動的に検出すること。第2に今回と前回の濃度パターン図を同時に比べることができること。第3に私達はフラクションと呼んでいますが、分画しきれない微小な分画の位置を記録できること。第4に異常分画を検出した患者を簡単に登録できることです。
前
次
講演録に戻る