| 小野塚 | 川崎社会保険病院の小野塚と申します。ちょっと聞きもらしたかも知れないんですが、MGUSの中で関節痛が出る頻度は如何でしょうか。 |
| 伊藤 | それは出していません。うちのMGUSの患者さんで臨床症状が、何%が蛋白尿で来て、何%が関節炎で来るかというのを出していません。それは是非やらねばと思います。 |
| 小野塚 | MGUSがあってなにも症状ないのをフォローしていって関節痛が出て来たという症例は。 |
| 伊藤 | 今のところはございません。ただこれからは恐らく出て来ると思います。M蛋白が来たらきちんと検査に出して、本当にM蛋白があり、その後関節痛が出てくる患者さんが出てくると思います。ただしそういう方は高脂血症とかそういう中から出て来るんではないかと思います。 |
| 小野塚 | どうもありがとうございます。 |
| 櫻林 | それに加えて話させて頂くと、今、伊藤先生の症例にありましたけど、MGUSだから良性の蛋白血症だということで、フォローすることは絶対してはいけない。というのは藤田先生も学会で発表しましたが、最短9ヶ月でMGUSが多発性骨髄腫に転化しています。私どもは数年単位でもって、MGUSが悪性に転化する症例がいくらでもあるということで、必ず年に1回か2回はM蛋白をフォローすべきと思っております。私どもの症例でも発見時ほんの微量のM蛋白であったものが1年半で多発性骨髄腫になりまして、今、治療している状態ですから決して侮ってはいけないと思います。先生の症例は正にそれです。また違うcriteriaでありますけれど、大変面白いお話でした。 先生どうもありがとうございました。(拍手) |