第10回 リレー講演より「日常遭遇する特異検体の解析」(16)


精製IgAのWestern Blotting分析

 次に、精製IgAを用いSDS-PAGE後、western blotting分析を行い観察してみました。
 スライド左は2-ME非存在下、右は2-ME処理後の分析パターンであります。患者IgA型M蛋白を構成するα鎖は分子量約62,000、κ鎖は約28,000とほぼ正常IgAと同じでありましたが、スライド左の赤の矢印に示しましたように、2-ME非存在下にもかかわらず分子量約48,000と24,000の遊離κ鎖が観察されました。



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