第9回 技術講座「遺伝子診断のいろは」
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II.制限酵素消化からブロッティング(2)
泳動後はUVイルミネーター上で写真を撮ります。きちっとフェ−スマスクをして見てください。さもないと目が焼けます、顔も焼けます。折角流した電気泳動なので一所懸命目を近づけて見るので、紫外線がもれているとものすごく疲れます。紫外線マスクも、目だけのものではなく耳迄隠れるもので実験して欲しいと思います。
次いでゲルをトレーにもどし、塩酸処理をします。これは長いDNAをある程度まで短くして、フィルターに転写しやすくする為に行います。塩酸のかわりにUV処理する場合もあります。
次に強アルカリで2本鎖を1本鎖にします。ハイブリダイゼーションを行うのですから2本鎖のままではダメです。
次いで中和してニトロセルロースフィルターに転写するのです。
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