ELP診断技術フォーラムの記録

第9回 技術講座

遺伝子診断のいろは


昭和大学臨床病理学教室 福地邦彦

司会 倉敷中央病院臨床検査科 金光 房江


 おはようごさいます。早速でございますが技術講座に入らせていただきます。今年の技術講座は、先ほどもご案内がありましたように、「遺伝子診断のいろは」ということで、昭和大学の福地先生にご講演お願いしてございます。
 この遺伝子診断、あるいは遺伝子検査のことは、先ほど櫻林先生からもお話がありましたように、アンケートで大変リクエストが多かった項目の一つです。福地先生には3年ほど前に1度ご講演をお願いしてございますけれども、再度ご登壇頂きまして、今年は遺伝子診断の基礎的なところをお話しをして頂こうということで企画をしてございます。

 恒例でございますので、福地先生のご略歴をごく簡単にご紹介させていただきますと、先生は、昭和56年、昭和大学医学部をご卒業になられまして、ご卒業と同時にフロリダ医科学研究所で「ヘルペスウィルスの分子生物学」についてご研究をされておられます。4年間アメリカにご留学の後、国立公衆衛生院を経られまして昭和64年から昭和大学臨床病理学教室に入られ、「ガン細胞増殖機構の分子生物学的な解析」をご専門にご研究されておられます。

 それでは早速、先生にお話を始めて頂きますけれども、もし途中でわかりにくいことがございましたら、声をかけていただけますれば先生は「もう一度わかりやすく説明し直します。」とおっしゃって頂いてますのでよろしくお願い致します。

 それでは先生よろしくお願い致します。



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