![]() | 医科歯科大の予防医学講座に峰下教授がおられます。その先生はべーチェット病の大家なのです。 二次元電気泳動でのノーマル、べーチェット病患者の血清のタンパク分画の結果です。特に免疫のバンドに注目して下さい。今ベーチェット病は難病の1つですけれども、症状で完全型、不完全型め区別をしているだけで、マーカーになるものが無いのです。それで血清蛋白レベルでどうにかならないかと、二次元電気泳動でいろいろ分析を始めたところです。べーチェット病は日本では昭和20年代に発症した人が居て、今では非常に少なくなりましたが中国では今ベーチェット患者が凄く多いのです。中国に多いという事でべーチェット病に何か診断マーカーになるものがないかという事で二次元電気泳動をおこなった後、ブロッティングして免疫グロブリンの検出をし、この型からいろいろな検索ができないかと、いっしょに仕事を始めております。 |