ELP診断技術フォーラムの記録
第4回 特別講演ポリアクリルアミドゲル電気泳動による血清及び尿蛋白の意義
東京医科歯科大学医学部保健衛生学科助教授 芝紀代子
司会 自治医科大学大宮医療センター総合医学第一講座教授 櫻林郁之介
本日は「ポリアクリルアミドゲル電気泳動による血清及び尿蛋白の意義」という事で、東京医科歯科大学助教授の芝紀代子先生に特別講演をお願いします。恒例によりまして、略歴をご披露させて頂きます。
芝先生は昭和○年生れで、12月17日東京でお生まれになられました。私が最初に会った時には、バーのマダムではないかと思った程で、非常に艶やかな方で、電気泳動学会等ではとみに有名です。昭和38年3月に日本大学理工学部薬学科を卒業されまして、昭和42年東京医科歯科大学医学部附属病院検査部の教官(助手)になられております。その後昭和53年に検査技師学校の講師を併任されて、専任講師になられております。平成4年に医科歯科大は医学部の中に保健衛生学科ができましたが、そこの助教授に就任され現在に至っております。
昭和53年に医学博士を授与されていますし、平成2年には電気泳動学会の児玉賞を授与されています。現在所属学会は自動化学会の評議員をされておりますし、臨床病理学会、電気泳動学会を兼ねておられます。ご承知のように沢山の著書がございまして、例の医歯薬出版で出しています。「目で見る電気泳動」シリーズで3冊出されているのが、とみに有名であります。それでは芝先生よろしくお願いします。