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粘ちょう度が高いということは臨床的にはものすごく重大なことなのです。もしもそういった粘ちょう度の高くなる蛋白が出てる場合には、粘ちょう度がだいたい4よりも高くなると臨床症状がそろそろ出てきます。それは血管の中を血液が流れにくくなるからで、最終的にはけいれんを起こしたり或は中枢神経系の症状まで起こして致死状態になります。そこで、粘ちょう度が正常よりも高くなったらいち早くplasma exchange 血しょう交換をしないとその患者さんは、やがて死を迎えることになります。 こういうこともあって、電気泳動でもって、ある程度危険信号を察知できますので、臨床家とよく相談した上で、血液或は血清の粘ちょう度を測定して、適切な治療に反映させて下さい。 |