(1969 河合)
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今申しましたように、単に数値だけではなくて、色々な情報が蛋白分画像から得られる事実の一部を紹介した訳です。「血漿蛋白」の本を書いた時に、血清蛋白分画の検査データだけから多くの病態の種類を見分けられうる事を提案した訳です。たった一滴の血清を2〜30分の検査でもって、これだけの種類を見分けられます。これは大ざっぱに分けたのですから、もしも更にコンピュータを使って、先程言った肉眼的な観察を補完するような、或いはおき代わるようなプログラムが開発されれば、更に病態の解析が精密に行えるという事になります。 |