第 9 回発表・抄録番号 2

免疫固定電気泳動法で型判定が困難であったIgM型M−蛋白例

データ区分γ分画の異常
60 歳 男性
診 断 名胃原発B細胞型悪性リンパ腫
泳動コメントファーストγ位に異常ピーク。
免疫固定法:G・A・M・κ・λすべてのクラスと反応。
検査の流れタイタンIII−Tによる蛋白分画で異常ピーク
 →免疫固定法
 →ME処理後免疫固定法
 →ノイラミニダーゼ処理後免疫固定法
要  約悪性リンパ腫例でfast-γ位にIgM型M蛋白が検出された。免疫固定法を行ったところ、すべての特異抗血清でMバンドが形成され、支持体と反応するM蛋白であることがわかった。
ME処理の手法について。
悪性リンパ腫とM−蛋白の関連性について。


ザイモグラム

タイタンIII-Tによる蛋白分画



分画報告書


 その他の画像



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