第 9 回発表・抄録番号 1

3本のM−bandを認めたIgA型M−蛋白血症

データ区分 γ分画の異常
68 歳 女性
診 断 名  胸骨骨折、多発性骨髄腫
泳動コメントβからfastγ位にかけて3つのM蛋白と思われる分画が見られた。
検査の流れ Mピーク
 →免疫電気泳動
 →免疫固定法
 →2-メルカプトエタノール処理
 →ノイラミニダーゼ処理
 →IgAサブクラス検索
 →ウエスタンブロッティング
要  約   IgA型のM−蛋白バンドが3本出現した。うち2本はそれぞれシアル酸に修飾されたM−蛋白、IgA型の重合体であった。
半分子IgAの証明方法についてアドバイスがあった。




分画報告書



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