第 8 回発表・抄録番号 2
Separax−SP膜及び各種セ・ア膜と反応IgA型M蛋白例について
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当院では日常のルーチン検査において、セレクタ膜を用いたセルロースアセテート膜電気泳動を行っておりますが、異常パターンが出た1症例について検索し若干の知見を得ましたので、ここに報告致します。
症例は71才男性で、平成7年10月19日近院より透析希望で紹介になった患者です。以下紹介状によると、平成4年9月より慢性腎不全による尿蛋白と、前立腺肥大のフォローアップをしておりましたが、平成5年末より除々に腎機能が低下し、平成7年9月26日より透析導入となりました。
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