第 7 回発表・抄録番号 3

セパラックスSP膜において、β分画が異常に高くなった症例の検討

データ区分β分画の異常
70 歳 男性
診 断 名糖尿病(食事療法および運動療法で血糖値正常)、高血圧症(降圧剤でコントロール良好)。
泳動コメントセア膜:β分画異常高値。
免疫電気泳動:IgG−λ型
検査の流れβ分画の異常(M蛋白かトランスフェリンか?)
 →免疫電気泳動(β分画に対するコメントはなし)
 →免疫固定法
要  約β分画異常を発見したので免疫電気泳動を追加したが、その結果からはβ分画がなぜ高くなるのかがわからなかった。免疫固定法でIgG−λと同定。
免疫電気泳動の見かた・ウエスタンブロッティング分析についての解説、IgG型M蛋白の考えかたも披露された。


分画報告書


ザイモグラム


セア膜の比較


 免疫電気泳動像



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