第 7 回発表・抄録番号 4

セパラックス膜において、α−位の速い易動度を示したIgA、M−蛋白血症の検討 (4)

免疫電気泳動
*尿蛋白60mg/dLを約10倍希釈して血清とともに泳動。
*全ヒト抗血清(ウマ):ヘキスト社
*特異抗血清(ウサギ):ヘキスト社
*BJ−κ(ウサギ):ターナー社

IgG: 245
IgA:1480
IgM: 24.8↓


 
 この泳動を行った時点では、IgGが254で、Aが1480、IgMが24.8以下です。IgG特異抗血清、それからL鎖κ型抗血清に3峰性沈降線が認められます。
 このことからBJ蛋白もあるのではないかと思いまして、尿については10倍濃縮しまして、こちらが血清で、こちらが尿です。このように沈降線が出ております。

 免疫電気泳動参考画像

 以上の結果より、5分画のα位のピークはIgAのL鎖κ型M蛋白と同定されました。けれども、なぜα位易動度をもつのか、また、どんな分子形態をしたIgAなのか、これ以上の検索は当検査室ではできませんでした。

 この後ストックしてあった検体をもとに、司会の先生に助けていただきました。この結果につきましては、どうぞよろしくお願いします。



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